基本3打でホールを回っていくには、的確な力加減はとても重要です。しかしそれはあくまで自分の感覚が頼りになってしまい、打ってみたけど思ったより弱かった、あるいは強かったなどある程度経験を積むなりその加減を感覚として覚えきらなければならないものです。
ゴルフのゲームをしたことがある人ならわかると思いますが、ゲームでの打つ強さはパワーメーターが表示され、動くメーターを止めたその位置でスイングの強さを決めます。ゲームのようなメーターは現実世界には自分のすぐそばに出てはきません。(笑)
まさにあたらいいのになと思ったものですが、ないなら自分で作ればいいのではと思いました。
自分のボールはどのように飛ぶ(転がり)ますか?
ティーショットやそれ以降のショットの時、ボールの飛び方と転がり方を見ている方いますでしょうか?
ボールの行く末ではなく「飛び方と転がり方」です。
何百回と打ってきたある日、ふと気が付いたことがありました。クラブヘッドのスピードとボールが当たった後の飛び始めのスピードが同じに見えたのです。
僕が小学校の時のおよそ30年ほど前のパークゴルフクラブ・ボールは打感がしっかり重たく、遠くに飛ばすには大人でもまあまあ力のいるものだったように見えました。今僕が使っているのものそうなのですが、最近のクラブとボールは性能がいいので軽く当ててもそこそこ飛びます。
そして僕自身、ヘッドとボールの飛ぶスピードが同じという感覚を一つの目安と考えることにしました。
いつの間にか生まれる素振りルーティーン
ヘッドとボールの飛ぶスピードが同じということを目安にすると、打つ前に強さを確認することができるのです。打つシーン関係なく、直前にボールのわきで素振りをし、そのヘッドの速さを少しずつ変えながら振ってみればボールの飛ぶ(転がる)イメージをしやすくなったのです。
コースを回り始めて2,3ホール回ると芝の速さがわかってきて、それとボールが芝を転がる具合をイメージしながら先ほどの素振りにより打つ強さをつかんでいくことができました。
この打つ直前の素振りがティーグラウンドとそれ以降の場所でのルーティーンとなりました。今ではこのルーティーンなしでは力加減がわからなくなってしまうくらいです。
ここまで来て、スコアメイクの方は?
素振りのルーティーンを取り入れ、力加減を少し客観的に見えるようになりました。これでしばらくコースを回ってみることにしました。
上げ打ちのボールのバウンドは予測は難しいのですが、なんとなくのイメージでも6~7割ほどの力で打てるようになっていき、2打目の寄せはフェアウェイであればカップまで8割ほどの距離間で寄せられるようになっていきました。寄せが少し遠くなってしまっても3打で入れられるようになり、ショートホールでは2で回れることもしばしば。
ここまできて、このルーティーンをやる前にかなりとってしまっていた5のスコアは、OBをとらない限りそこまで行くとがなくなりました。
すぐのすぐには100を切れるわけではないですが、少しずつ100を切るという目標が達成に向かって近づいてきている感じはありました。
大会ではないものの、あるパークゴルフ場でついに100を切ることができました。
次回、そのお話をしようと思います。 それでは、んじゃね~(^^)/